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ぐるり、ひとまわり
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 三つ子の魂なんちゃら、と言うように、幼い頃の記憶とか習慣とかって身に染み込んでいますよね。
っていう話です(笑)

 わたしはやっぱり海が好きなのですが(というより、大きな水というのが好き)、わたしが海を好きだと感じるようになったのはいつだろう、と記憶を遡ってみれば、なるほど、小学校にあがる前にはすでに好きだったのだなぁという結論に至りました。


 わたしの家は商売をしているので、幼い頃から大叔母の家に預けられてることが多かったんですよね。
その大叔母の家が海のすぐ近くにあって、よく散歩がてらに海に行っていました。
海が好きで小さい頃からしょっちゅう足を向けていたにも関わらず、泳ぎが苦手なのは才能が無いからだ、と諦めているのですが、それでも海が好きなのだから不思議だ。
 
 あー、話が脱線してしまった。
続けると、母はわたしの曾祖母のところ(大叔母の家のすぐ近くにある)に預けられていたらしくその辺りに母を知っている方が沢山いらっしゃったのですよ。
だから、海に行くたびに漁師さん達が「●●の娘か」と言って採りたての魚や蛸や貝類をくれたものだからすっかりいい気になっちゃって。一緒に漁について行ったことがあるぐらいです。

 こう考えると、幼い頃のわたしの生活の中に海は必要不可欠なもので、今でもわたしの心の中にどっしり構えているのも納得が行くなぁ。


 たぶん、わたしの帰る場所はあそこなのだろうと言う感覚。
海が好きなのはきっと、じぶんの今住んでいる家が好きなのと同じ感覚で、帰る場所が確かにある、という安心感と同じ感覚なんだろうと思います。

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紅花
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荒地状態になっている庭をどうするべきかというのが最近の悩み。

紅茶と本と音楽と自然と宗教と世界名作劇場をこよなく愛する人間。

次、生まれて来る時は、木か大地か海の一滴か風か空がいいなぁ。