× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 だって、わたし あの人を追いかけてるわたしが好きなんだもん ――あらすじ―― 芸能界を引退して久しい伝説の大女優・藤原千代子は、自分の所属していた映画会社「銀映」の古い撮影所が老朽化によって取り壊されることについてのインタビューの依頼を承諾し、それまで一切受けなかった取材に30年ぶりに応じた。 「一番大切なものを開ける鍵…」 少しずつ自分の過去を語りだす千代子。しかし千代子の話が進むにつれて、彼女の半生の記憶と映画の世界が段々と混じりあっていく…。(うぃきぺでぃあより) たぶん、一回見ただけじゃちゃんとは理解出来ないと思うのです(まぁ、紅花の理解能力が低いっていうのもあるでしょうが。) 現在の現実世界や過去の現実世界、映画の世界がぐるぐると入り混じって、どこまでが本当に起こったことで、どこからが映画の世界なのか分からなくなっちゃう。 すっごく不思議なお話。 最後の、『だってわたし、あの人を………』については、賛否が分かれてしまうみたいで、実はわたしはあんまり好きな台詞ではないんです。 なんとなくね。ここで言わなくても!と思ってしまうわけで…。 いらない!というわけじゃないのですよ?ただ、わたしはその前の『こうやって鍵があるからまたあの人を追いかけていける(曖昧)』な台詞の方が好きなんです。 結局、くだんの鍵が何を…『一番大切なもの』とは何だったんだろうって思うんです。 絵描きさんにとって『一番大切なもの』は何だったのかしら?これは、何回見ても分からないのです。 きっと千代子さんにとっては『大切な恋心・思い出の箱』を開ける鍵だったんだろうなぁって想像はつくのだけど。 結局、最後まで会えなかった2人だけど、千代子ちゃんのあの一人だけを追い続ける執念(?)みたいなもの…狂気にも似た愛といわれるものだけど…は本当に凄いと思う。 きっと、このお話は最後まで会うことがなかったからこんなふうに終わりを迎えるんだなぁって。 確かに、happyエンドは素敵だけど、でも、それを超えた何かは会うことが出来なかった2人だからこそ得られたものなんだよね。 このお話には、この終わり方が一番しっくりくる。それ以外考え付かない。 そんなこの物語の終わりの感じは、わたし的に、わたしの大好きは村田エフェンディと似通った感じだと思うのです。 でね、折笠さんが出てるから?と思われるかも知れませんが、これを知ったときは声優さんなんてぜんぜん知らない時代だから折笠さんは関係ないの。 そこは関係なくて、逆に数年経ってから『折笠さんだったのかっ!!』となったくらいです。 て、こんなに語ったけど、実はわたし、初めて見たときに理解出来ない…分けのわかんないと思うもの(たとえば西尾維新さんのニンギョウがニンギョウとか)を愛でる傾向があって、そういうのに惹かれてしまうから、この千年女優も好きになったもともとの理由を考えればそんなところなのかも知れないし、深いことを語れるわけじゃないのですがね。 ま、わたしも長々書きすぎて、自分が何を書いているのか分からない状況なんです(笑) ここまで読んでくださった方はいるのかな?かな?(某レナちゃん風に) もし、読んでくださった方がいらっしゃったら本当に長々とお付き合いありがとうございました! PR |
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紅花
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女性
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読書・昼寝・散歩
自己紹介:
荒地状態になっている庭をどうするべきかというのが最近の悩み。 紅茶と本と音楽と自然と宗教と世界名作劇場をこよなく愛する人間。 次、生まれて来る時は、木か大地か海の一滴か風か空がいいなぁ。 |